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令和 4年第1回定例会(第5日 3月25日)

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  1. 奥出雲町議会 2022-03-25
    令和 4年第1回定例会(第5日 3月25日)


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    令和 4年第1回定例会(第5日 3月25日)   ──────────────────────────────────── 令和4年 3月(定例)奥 出 雲 町 議 会 会 議 録(第5日)                          令和4年3月25日(金曜日) ────────────────────────────────────             議事日程(第5号)                    令和4年3月25日 午前9時30分開議  日程第1 議案第5号 行政手続における押印等見直しに伴う関係条例の整備に関する条例制定について  日程第2 議案第6号 奥出雲町防災士連絡協議会条例制定について  日程第3 議案第7号 奥出雲町土砂災害被災者支援事業基金条例制定について  日程第4 議案第8号 奥出雲町ケーブルテレビ施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第5 議案第9号 奥出雲町職員の育児休業に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第6 議案第10号 奥出雲町特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第7 議案第11号 奥出雲町消防団条例の一部を改正する条例制定について  日程第8 議案第12号 奥出雲町会計年度任用職員の報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例制定について  日程第9 議案第15号 公の施設の指定管理者の指定について(奥出雲町仁多米交流館)  日程第10 請願第1号 「再審法改正(刑事訴訟法の一部改正)に向けた審議促進を求める意見書」の提出に関する請願  日程第11 陳情第1号 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書 (日程第1〜11 総務経済常任委員会委員長報告)  日程第12 議案第13号 雲南市・飯南町事務組合と奥出雲町による可燃ごみの処理施設に係る調査及び研究に関する事務の事務委託の変更について
     日程第13 議案第14号 公の施設の指定管理者の指定について(町立馬木診療所) (日程第12・13 教育福祉常任委員会委員長報告)  日程第14 議案第25号 令和4年度奥出雲町一般会計予算提出について  日程第15 議案第26号 令和4年度奥出雲町国民健康保険事業特別会計予算提出について  日程第16 議案第27号 令和4年度奥出雲町後期高齢者医療保険事業特別会計予算提出について  日程第17 議案第28号 令和4年度奥出雲町介護老人保健施設事業特別会計予算提出について  日程第18 議案第29号 令和4年度奥出雲町介護サービス事業特別会計予算提出について  日程第19 議案第30号 令和4年度奥出雲町公共下水道事業特別会計予算提出について  日程第20 議案第31号 令和4年度奥出雲町農業集落排水事業特別会計予算提出について  日程第21 議案第32号 令和4年度奥出雲町合併処理浄化槽事業特別会計予算提出について  日程第22 議案第33号 令和4年度奥出雲町国営農地開発事業特別会計予算提出について  日程第23 議案第34号 令和4年度奥出雲町仁多発電事業特別会計予算提出について  日程第24 議案第35号 令和4年度奥出雲町農業用小水力発電事業特別会計予算提出について  日程第25 議案第36号 令和4年度奥出雲町奥出雲病院事業特別会計予算提出について  日程第26 議案第37号 令和4年度奥出雲町水道事業会計予算提出について (日程第14〜26 予算特別委員会委員長報告)  日程第27 発委第1号 最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書(案)提出について  日程第28 閉会中の継続審査及び継続調査の申し出について    ───────────────────────────────            本日の会議に付した事件  日程第1 議案第5号 行政手続における押印等見直しに伴う関係条例の整備に関する条例制定について  日程第2 議案第6号 奥出雲町防災士連絡協議会条例制定について  日程第3 議案第7号 奥出雲町土砂災害被災者支援事業基金条例制定について  日程第4 議案第8号 奥出雲町ケーブルテレビ施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第5 議案第9号 奥出雲町職員の育児休業に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第6 議案第10号 奥出雲町特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第7 議案第11号 奥出雲町消防団条例の一部を改正する条例制定について  日程第8 議案第12号 奥出雲町会計年度任用職員の報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例制定について  日程第9 議案第15号 公の施設の指定管理者の指定について(奥出雲町仁多米交流館)  日程第10 請願第1号 「再審法改正(刑事訴訟法の一部改正)に向けた審議促進を求める意見書」の提出に関する請願  日程第11 陳情第1号 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書 (日程第1〜11 総務経済常任委員会委員長報告)  日程第12 議案第13号 雲南市・飯南町事務組合と奥出雲町による可燃ごみの処理施設に係る調査及び研究に関する事務の事務委託の変更について  日程第13 議案第14号 公の施設の指定管理者の指定について(町立馬木診療所) (日程第12・13 教育福祉常任委員会委員長報告)  日程第14 議案第25号 令和4年度奥出雲町一般会計予算提出について  日程第15 議案第26号 令和4年度奥出雲町国民健康保険事業特別会計予算提出について  日程第16 議案第27号 令和4年度奥出雲町後期高齢者医療保険事業特別会計予算提出について  日程第17 議案第28号 令和4年度奥出雲町介護老人保健施設事業特別会計予算提出について  日程第18 議案第29号 令和4年度奥出雲町介護サービス事業特別会計予算提出について  日程第19 議案第30号 令和4年度奥出雲町公共下水道事業特別会計予算提出について  日程第20 議案第31号 令和4年度奥出雲町農業集落排水事業特別会計予算提出について  日程第21 議案第32号 令和4年度奥出雲町合併処理浄化槽事業特別会計予算提出について  日程第22 議案第33号 令和4年度奥出雲町国営農地開発事業特別会計予算提出について  日程第23 議案第34号 令和4年度奥出雲町仁多発電事業特別会計予算提出について  日程第24 議案第35号 令和4年度奥出雲町農業用小水力発電事業特別会計予算提出について  日程第25 議案第36号 令和4年度奥出雲町奥出雲病院事業特別会計予算提出について  日程第26 議案第37号 令和4年度奥出雲町水道事業会計予算提出について (日程第14〜26 予算特別委員会委員長報告)  日程第27 発委第1号 最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書(案)提出について  日程第28 閉会中の継続審査及び継続調査の申し出について   ───────────────────────────────              出席議員(14名)     1番 高 橋 恵美子君     2番 北 村 千 寿君     3番 糸 原 文 昭君     4番 内 田 裕 紀君     5番 小田川 謙 一君     6番 田 食 道 弘君     7番 糸 原 壽 之君     8番 景 山 利 則君     9番 内 田 雅 人君     10番 石 原 武 志君     11番 川 西 明 徳君     12番 内 田 精 彦君     13番 大 垣 照 子君     14番 藤 原 充 博君   ───────────────────────────────              欠席議員(なし)   ───────────────────────────────              欠  員(なし)   ───────────────────────────────             事務局出席職員職氏名 局長 ───── 石 原 重 夫君  企画員 ──── 石 原 達 也君   ───────────────────────────────           説明のため出席した者の職氏名 町長 ───── 勝 田 康 則君  副町長 ──── 藤 原   努君 教育長 ──── 松 田 武 彦君  総務課長 ─── 堀 谷 智 樹君 商工観光課長 ─ 本 山 宏 人君  企画財政課長 ─ 江 角   啓君 健康福祉課長 ─ 杠   康 彦君  農業振興課長 ─ 荒 川 佳 史君 水道課長 ─── 千 原 明 浩君 地域づくり推進課長 ───────────────── 高 尾 昭 浩君 教育魅力課長 ─ 永 瀬 克 己君  農林土木課長 ─ 秋 田 和 浩君 結婚・子育て応援課長 ──────────────── 吉 川 明 広君 福祉事務所長 ─ 森 田 近 子君  病院事務長 ── 中 西 修 一君 建設課長 ─── 松 原 三 美君  会計管理者 ── 田 中   修君 町民課長 ─── 石 原 和 夫君 農業委員会事務局長 ───────────────── 森 山   昇君 税務課長 ─── 岡 田 光 弘君 福祉事務所課長補佐 ───────────────── 山 田 直 樹君 病院医事課長 ─ 堀 谷 美佐枝君   ───────────────────────────────             午前9時50分開議 ○議長(藤原 充博君) おはようございます。  ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  3月8日本会議にて、ロシアによる侵略行為に対する非難決議を全会一致で可決いたしました。同日付で決議文を次の方へ提出をいたしましたので、報告いたします。在日ロシア大使、ミハイル・ガルージン閣下在日ウクライナ大使セルギー・コルスンスキー閣下。衆議院議長、細田博之。参議院議長、山東昭子。内閣総理大臣、岸田文雄。内閣官房長官、松野博一。外務大臣、林芳正。衆議院議員、細田博之。参議院議員、青木一彦。参議院議員、舞立昇治。参議院議員、三浦靖。衆議院議員、高階恵美子。衆議院議員、高見康裕。以上であります。  次に、学校再編・再開発特別委員会委員長より、現段階における委員会活動について報告したい旨、申出がありますので、これを許します。  5番、小田川謙一学校再編・再開発特別委員会委員長。 ○学校再編・再開発特別委員会委員長(小田川謙一君) 令和4年3月25日。令和4年奥出雲町議会3月定例会、奥出雲町議会学校再編・再開発特別委員会中間報告奥出雲町議会議長、藤原充博様。学校再編・再開発特別委員会委員長、小田川謙一。  令和3年奥出雲町議会第2回臨時会10月20日の本会議において、委員会条例第5条の規定により、当特別委員会に付託になりました、目的として、学校再編及び廃校後の施設の利活用と地域活性化に関する調査の事項について、特別委員会を開催し、その内容をまとめましたので下記のとおり中間報告いたします。  また、町当局から令和4年3月末までに依頼のあったことについて、併せて報告いたします。  記。1、特別委員会の開催日。令和3年11月11日から令和4年3月8日の期間。  2、出席委員。委員長、小田川謙一、副委員長、糸原文昭、大垣照子委員内田精彦委員川西明徳委員石原武志委員内田雅人委員景山利則委員糸原寿之委員田食道弘委員内田裕紀委員北村千寿委員高橋恵美子委員、計13名。  3、活動記録。  一つとして、特別委員会は、令和3年11月11日から令和4年3月8日までの間において計7回開催。
     2つ目、特別委員会役員会として、教育委員会、町三役との意見交換、並びに三成市街地町有地の有効利用を求める要望書を提出された奥出雲町商工会会長、建設業協会役員との意見交換を実施。  3つ目、議員会での随時報告、意見聴取を数回実施いたしました。  4、調査及び検討結果について。  1点目、小学校再編統合について。奥出雲町内の小学校を再編統合し仁多地域に1校、横田地域に1校とする件については、各校区の児童数は現状から減少することが予想されること及び全ての校区別協議会の意向が再編に合意した、これは令和4年3月22日回答済みであります、ことから、町の方針どおり進めるべきと判断いたしました。ただし、各校区別協議会から提出されている統合に向けての課題については、継続して解消に向け検討し取り組む必要がある。  2点目、統合小学校の場所について。一つ、横田地域統合小学校校区別協議会から示された問題を解消して、現横田小学校を新横田地域統合小学校とすべきと判断する。  2つ目、仁多地域統合小学校。横田地域と同様に、令和7年4月統合を目指して取り組むことを第一として進めるべきと判断する。統合小学校の場所は、現三成小学校という意見もあったが、現仁多中学校の隣接地が最も妥当と判断した。  理由として、1つ目、敷地造成に併せて仁多中学校のイエローゾーンあるいはレッドゾーンの解消工事を行うことができることから、仁多中学校の安全確保にもつながること。2つ目、保護者が課題として上げていたバス通学については、現奥出雲交通の路線で対応が可能であると同時に、小・中学校の通学の効率化が図られること。3つ目、三成公園施設の活用により、教育機能の向上、条件改善が図られること。4つ目、今後、検討課題となり得る小中一貫教育義務教育学校などを受容できる施設にできること。  3点目、布勢小学校、三成小学校の安全対策について。仁多地域での統合規模と建設予定地が決定次第、耐震化校舎で学べる環境を早期に実現することを第一として進めるべきである。  対応方法として、1つ目、空き校舎での対応。教室数や通学手段等の問題が早期に解決できるならば利用すべきである。2つ目、仮設校舎での対応。布勢小学校は隣接地にリースで対応する。三成小学校は現三成小学校のグラウンドにリースで対応する。3つ目、耐震改修工事を実施することにより安全性を確保する。以上3点のうちいずれか早く対応できる方法で早期に児童の安全を確保すべきである。  4点目、将来を見据えた学校再編及び統合校舎建設の検討について。児童数の減少が現在の将来見込みどおりに進むとすれば、中学校の統合あるいは小学校や中学校の在り方、さらには横田高校への進学率確保についても検討すべきであると判断する。  最終的な成果については、会議規則第77条の規定による委員会報告として報告したいと考えております。  以上、学校再編・再開発特別委員会の中間報告といたします。以上であります。 ○議長(藤原 充博君) これより議事に入ります。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第1 議案第5号 から 日程第11 陳情第1号 ○議長(藤原 充博君) 日程第1、議案第5号、行政手続における押印等見直しに伴う関係条例の整備に関する条例制定について、日程第2、議案第6号、奥出雲町防災士連絡協議会条例制定について、日程第3、議案第7号、奥出雲町土砂災害被災者支援事業基金条例制定について、日程第4、議案第8号、奥出雲町ケーブルテレビ施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第5、議案第9号、奥出雲町職員の育児休業に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第6、議案第10号、奥出雲町特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第7、議案第11号、奥出雲町消防団条例の一部を改正する条例制定について、日程第8、議案第12号、奥出雲町会計年度任用職員の報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例制定について、日程第9、議案第15号、公の施設の指定管理者の指定について(奥出雲町仁多米交流館)、日程第10、請願第1号、「再審法改正(刑事訴訟法の一部改正)に向けた審議促進を求める意見書」の提出に関する請願、日程第11、陳情第1号、「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書、以上の議案9件及び請願、陳情の2件につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  本案につきましては、去る3月7日の本会議におきまして、総務経済常任委員会へ付託しております。その審査結果につき、会議規則第77条、第94条第1項及び第95条の規定により、委員長から報告を求めます。  10番、石原武志総務経済常任委員会委員長。 ○総務経済常任委員会委員長(石原 武志君) 10番、石原でございます。総務経済常任委員会委員長報告をさせていただきます。報告書を朗読いたしまして報告とさせていただきます。  令和4年3月25日。令和4年奥出雲町議会3月定例会、総務経済常任委員会委員長報告奥出雲町議会議長、藤原充博様。総務経済常任委員会委員長、石原武志。  令和4年奥出雲町議会3月定例会3月7日の本会議において、当委員会に付託になりました議案9件、請願1件、陳情1件について、会議規則第77条、第94条第1項及び第95条の規定により報告いたします。  記といたしまして、1に常任委員会開催日、令和4年3月9日水曜日でございます。  2に、出席委員、7名。  3に説明出席者、総務課長、企画財政課長、税務課長、建設課長、商工観光課長農業振興課長地域づくり推進課長農林土木課長農業委員会事務局長、会計管理者、議会事務局長。  4、審査案件及び審査概要と審査結果。  議案第5号、行政手続における押印等見直しに伴う関係条例の整備に関する条例制定について。審査概要、住民の利便性向上や業務の効率化を図るための押印等の見直しに伴い、関係する条例の改正を行うもの。押印が必要な手続で例規上は840件の規定がある。条例事項に関しては、今回の4条例の整備で一連の条例改正は終了するものとしている。  審査結果、全会一致、原案可決。  続いて、議案第6号、奥出雲町防災士連絡協議会条例制定について。審査概要、町に防災士連絡協議会を設置するもので、防災の訓練や支援・連絡調整に関すことを行い、町長が委嘱する委員27名で組織するとしております。任期は2年とする。その立場についてどういう形なのかについての質問がありましたが、それについては今後明らかにしていくということでございます。まず、本町の防災力向上のために必要であるということで、4月1日から施行するものであるということでございます。  審査結果について、全会一致、原案可決。  続いて、議案第7号、奥出雲町土砂災害被災者支援事業基金条例制定について。審査概要、一般会計からの歳出で、土砂災害の被災者支援を目的に設置するもので、土砂浸入等で個人財産に著しい被害を受けた被害者復旧支援を想定をしております。令和4年4月1日からの施行で、今年度100万円を予算化。ここからスタートするものであるとしております。  審査結果、全会一致、原案可決。  次に、議案第8号、奥出雲町ケーブルテレビ施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について。審査概要、ギガとメガでは大きなギャップがある。50メガを100メガに変更してはという意見がありましたが、技術革新が目覚ましい昨今、ギガ単位が主流になっているいうことを考慮し、1ギガプランを増やしたということで、利用者数では100件程度を見込んでいる。料金的にはサンネットにちはらを参考に設定してあるということでありまして、上位回線については今後数年、現状契約で可能である。サービス利用状況を見て判断するものとしております。  審査結果、全会一致、原案可決であります。  次に、議案第9号、奥出雲町職員の育児休業に関する条例の一部を改正する条例制定について。審査概要は、職員の育児休業等について、国の育児休業に関する制度改正等に準じ改正するものであります。また、育児休業に関する研修や相談体制、勤務環境の整備等措置を講じるよう規定しているものであります。利用の実態については、現在ほぼ漏れなく利用され、また男性職員にも利用が増えているという状況の説明がありました。  審査結果、全会一致、原案可決であります。  続いて、議案第10号、奥出雲町特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例制定について。審査概要、奥出雲町特別職である町長、副町長及び教育長の給料月額について、令和4年4月から同年、4年8月の間、それぞれ町長7万5,000円、副町長3万1,600円、教育長2万8,000円を減じる額とする改正で、それぞれに支給する給料の特例減額措置であります。2町合併以来続けている条例で、コロナ禍での減額は町民の理解するところと判断するけれども、本条例に対しては根本的な議論が必要であり、再考する余地がある旨の意見がありました。  審査結果、賛成多数、原案可決であります。  続いて、議案第11号、奥出雲町消防団条例の一部を改正する条例制定について。審査概要は、消防団員の処遇改善で年額報酬、出勤手当等、国の基準に合わせ2,000円から5,000円を上げるものであります。また、団員の充足率については、昨年の値ですが、88%である。537名の定員中505名が在籍しているということでございました。  審査結果、全会一致、原案可決であります。  次に、議案第12号でございますが、奥出雲町会計年度任用職員の報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例制定について。審査概要、任用職員数は役場129名、病院82名、合計211名で、0.1か月分の減額となるものであります。もともと低い報酬額であり、さらなる引下げに対しては賛成できない旨の意見がありました。コロナ禍での厳しい現状ではやむを得ない状況と判断をいたしました。  審査結果、賛否同数により委員長裁決といたしまして、原案可決といたしました。  次に、議案第15号、公の施設の指定管理者の指定について。審査概要、指定管理者となるものは、株式会社奥出雲仁多米交流館。指定期間は、令和4年4月1日から令和7年3月31日まででございます。  審査結果、全会一致、原案可決であります。  次に、請願第1号、再審法改正、刑事訴訟法の一部改正でございますが、これに向けた審議促進を求める意見書の提出に関する請願であります。審査概要、冤罪被害者救済に関して、刑事訴訟法改正に向けた審議促進を求める意見書を政府に提出することを求めた請願で、高度で専門的な法知識を持っての議論が求められる内容で、町議会では審議にはなじまないではないかという意見がありました。  審査結果、賛成少数、不採択といたしました。  陳情第1号、「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書でございます。審査概要、コロナ感染症拡大が低賃金にあえぐ労働者に大きく影響を及ぼしている。そんな中で消費拡大と経済の回復する手段として最低賃金の値上げ、地域間格差の是正を訴える意見書を国に対し提出するよう訴える陳情で、採択すべきとの意見があります。  審査結果、賛成多数、採択でございます。  以上、総務経済常任委員会委員長報告を終わります。 ○議長(藤原 充博君) 以上で委員長報告を終わります。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  初めに、議案第5号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第6号について質疑を行います。質疑はございますか。  13番、大垣議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) 今、委員長報告をいただきました議案第6号でございます。奥出雲町防災士連絡協議会条例制定についてでございますが、この報告の中に、町長が委嘱する委員27名で組織、任期は2年とするもの。その立ち位置についてどういう形になるのかの質問に、今後明らかにしていくいうことで、まずは本町の防災力向上のため必要であるとしているというふうな報告でございましたが、実施が本年4月1日施行となっております。今後明らかにしていくということでございますけれども、時間的にあと1週間しかありませんが、内容が決まらない中でどのように施行していかれるのか、準備ができていないのではないかということについての議論をどのようにされましたでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) 石原委員長。 ○総務経済常任委員会委員長(石原 武志君) 防災士連絡協議会についての質問をいただきました。この質問についての議論については、議員おっしゃるように、どういう組織でどういう形で運営をされていくのかということについて議論もございましたけれども、まずこの防災士育成というのが第一目標でございまして、その防災士によって今後の奥出雲町の災害に対応していく形をつくっていくと、育て上げていくんだということでございまして、今後明らかにするというのは4月までということではなくて、開催後協議をしていかれるといったような状況であるというふうなことでございました。  なお、この組織は上部組織もいろいろあるわけでございまして、そうした中で今後明らかになされていくんだろうというふうなように理解をいたしました。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  13番、大垣議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) 今、委員長から答弁をいただきましたけれども、あと1週間しかないような時間的に物すごいタイトでございますが、これから決めていくっていうことなんでしょうけれども、やはり条例案を提出するまでのところである程度のことを決めてやられないと、要するに議会の中でもしっかりとした議論ができないということになるんだと思います。ですので、これは委員長に言ってもしようがないですけれども、執行部に、やはりこういう条例出すときには中身をもうちょっとコンクリートして、それから議会に出していただきたいということを申し上げておきます。 ○議長(藤原 充博君) ほかに質疑はございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第7号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第8号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第9号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第10号について質疑を行います。質疑はございますか。  13番、大垣委員。 ○議員(13番 大垣 照子君) 本町の特別職の職員の給与に関する条例改正でございますけれども、最後に委員長報告、再考する余地がある旨の意見があったというふうに報告されましたが、その内容についてお聞かせください。 ○議長(藤原 充博君) 石原委員長。 ○総務経済常任委員会委員長(石原 武志君) 議案第10号、奥出雲町特別職の職員に対する給料ということで、どんな内容の意見があったかということでございました。審査概要の中でも述べておりますけれども、この議案は、いわゆる奥出雲町2町合併時点から引き続いて提出をされている議案であるということにおいて、非常に長い間出されている議案であると。そういう観点から、いわゆる報酬ということについての概念といいますか、そういうことが少し、どういいますか、改めて審議をすべきではないかというのは、要するに決まっている報酬に対してどう、何ていいますか、決まっていることをそのままずっと毎年減じていくという形は、もう少しほかの形で金額を改正するなり、そうしたことをやるべきではないかという意見があったかというふうに思っております。そういう意味で、改正の議論が必要であるというふうな述べ方をさせていただきました。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  13番、大垣議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) そういう答弁かなと思いますが、要するに、合併して10数年になります。ここに書かれているように、毎年毎年この3月議会において特別職、いわゆる町執行部三役ですね、これの賃金カット、給与カットが毎回毎回なされているということで、それならば、例えばもう今のもともとの給与の形にするのか、条例改正しないで。 ○議長(藤原 充博君) 大垣議員。議案に対しての質疑にしてください。 ○議員(13番 大垣 照子君) うん、そうですよ。 ○議長(藤原 充博君) あなたの御意見を今言うべきときではないです。 ○議員(13番 大垣 照子君) いや、だから今質問してますよ。だから、そういう形でいくのか、それとも要するに今みたいにもう毎回毎回こう変えていくんであれば、同じ金額の減額なので、それはそれとしてそういう形のもので条例として制定させるのか、そういう議論はなかったでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) 石原委員長。条例を改正する案件はなかったかということですよ。そういうことですね。そういう意見があったかいうことですね。  じゃあ、石原委員長。 ○総務経済常任委員会委員長(石原 武志君) 質問に答えさせていただきます。そういう議論はございませんでした。 ○議長(藤原 充博君) ほかに質疑はございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第11号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、続いて、議案第12号について質疑を行います。質疑はございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第15号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、請願第1号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、陳情第1号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、委員長報告に対する質疑を終わります。  これより討論を行います。
     初めに、議案第5号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第5号について討論を終わります。  次に、議案第6号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第6号について討論を終わります。  次に、議案第7号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第7号について討論を終わります。  次に、議案第8号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第8号について討論を終わります。  次に、議案第9号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第9号について討論を終わります。  次に、議案第10号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。  9番、内田雅人議員。 ○議員(9番 内田 雅人君) 議案第10号、私はこの議案第10号に反対いたします。  これは、町長の給与を10%、副町長と教育長の給与を5%、4月から8月までの5か月間減額するものですが、提案理由にあります特例減額措置といいながら、毎年慣例的に行われています。特例とは言えないものです。私が最も反対する理由は、大きな理由もないのに常態化して実施される減額措置ですが、これが奥出雲町の職員全体の給与、ラスパイレス指数91.8という県内19市町村で断トツ最下位という状態につながっている遠因となっている、そういうところです。私も我慢しているからあなたも我慢してという雰囲気、悪循環は、それを生み出すのはもうやめてもらいたいです。特別職が下げると、ほかの職員も賃上げとか言いづらいのは当然です。失われた30年と言われる、何十年も続く平均所得が上がらない日本全体、この日本全体の悪循環そのままです。もうそういうのは変えていきましょう。こういうところからじゃないでしょうか。この後の議案で、会計年度任用職員の期末手当減額もありますが、そういう職員の給与減額につながっています。本気で奥出雲町のラスパイレス指数を改善したいと思えば、町長、副町長も教育長も意味のない特例減額措置はやめ、言い訳できない満額支給で、その状態でしっかり働いていただくことが一番大切ではないでしょうか。しかも、今回のこの議案は5か月間という中途半端な内容です。本当にこういった状態のままでいいのか。もう一度言いますが、これが奥出雲町職員の低い給与につながっている。議員の皆様には、町全体のことも考えて判断をしていただきたいと思います。  以上で私の反対討論を終わります。 ○議長(藤原 充博君) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。  12番、内田精彦議員。 ○議員(12番 内田 精彦君) 議案第10号、奥出雲町特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例制定について、賛成の立場で討論いたします。  提案理由は、町長、副町長並びに教育長の給料の特例減額措置を行うものです。期間はそれぞれ令和4年4月1日から令和4年8月31日までの間、町長は月7万5,000円、副町長は3万1,600円、教育長は2万8,000円減額するものであります。これまで奥出雲町においては、合併以来継続してこの減額措置が行われております。  ちょっと私も調べてみました。奥出雲町特別職の職員の給与等に関する条例が平成17年3月31日、これは合併の日でございますが、条例第50号で載っておりまして、ずっと減額の欄がございます。これをちょっと一覧表にしてみました。平成17年7月1日から18年3月31日まで、町長は5万円、副町長は4万3,000円から始まっておりまして、平成20年4月には15万円、それから現在の7万5,000円になったのが平成24年4月から7万5,000円がずっと続いて、現在、合併以来3代の町長になっております。このホームページで調べたものにつきましては、令和2年4月1日から令和3年3月31日までの7万5,000円しか載っておりません。要するに去年の令和3年4月1日から今年の令和4年3月31日までが載っておりませんので、ちょっと調べてみました。去年の令和3年の3月議会で載っておりましたので、7万5,000円になっておるところでございます。  私は、この減額措置が合併以来17年間続いていることについては、考え直す必要があると思っております。特別職の給料については、奥出雲町特別職報酬等審議会の答申を受けて決定していると思っております。したがって、その答申を尊重するのであれば減額しない、またはどうしても減額するのであれば条例を改正、減額条例、すべきだと思っております。しかしながら、減額措置が合併以来17年間続いている現状からして、減額しない、条例を改正、減額条例などについてはタイミングが必要であると考えております。  そのような現状の中で、今回の提案は4月1日から8月31日までの減額措置であります。これは、首長、町長におかれましては、様々な諸事情等考慮、また検討され判断されたものと考えます。これまでより一歩前進したものと考えております。など、私なりに検討した結果、今回の提案、議案第10号について賛成といたします。以上です。 ○議長(藤原 充博君) ほかに討論はありませんか。ありませんか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、議案第10号について討論を終わります。  次に、議案第11号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第11号について討論を終わります。  次に、議案第12号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。  9番、内田雅人議員。 ○議員(9番 内田 雅人君) 議案第12号、私はこの議案第12号に反対いたします。  これは、委員長報告にもありましたように、役場に129人、奥出雲病院に82人、合わせて211人の会計年度任用職員の期末手当を減額するものです。昨年の11月の臨時会で減額された一般職に合わせるものですけども、民間企業に合わせることを目的とする県の人事委員会勧告の趣旨に沿うなら、ラスパイレス指数91.8で既に民間給与より低い水準である奥出雲町は、これ以上下げる理由が存在しません。この議案の提案理由は成り立ちません。県内の他市町村との比較のラスパイレス指数を前回も申し上げましたけれども、県内市町村は100近い数字となっております。91.8の奥出雲町は断トツ最下位の給与水準です。期末手当も、一般職はさきの臨時会で奥出雲町は4.00か月に下がりましたが、近隣町村は4.30か月と差があります。この上、会計年度任用職員も減額しようとする議案です。  奥出雲町は、県とは給与体系が違っていて額が低いのに、県に倣って下げるという慣例はもうやめていただきたい。独自の給与体系のまま県に合わせるから低いままなんです。県に準拠するなら、給与体系も飯南町のように県に合わせてください。町長、副町長が本気でこの改善に取り組まないと、減額による買い控え、仕事のモチベーションダウン、デフレスパイラルの悪循環が続いていきます。行政職も医療職も優秀な人材は集まりません。これまで国や県に倣うことが常識だったかもしれませんが、それでは思考停止です。本当に奥出雲町はそれがいいのか、我々はしっかり見ていく目が必要ではないでしょうか。議員の皆様には、この現状を正しく捉えて奥出雲町の未来につなげる判断をしていただきたいと思います。  以上で私の反対討論を終わります。 ○議長(藤原 充博君) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。ほかに討論はございませんか。  11番、川西議員。 ○議員(11番 川西 明徳君) 川西明徳でございます。議案第12号、奥出雲町会計年度任用職員の報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例制定について反対する討論を行います。  本議案は、会計年度任用職員の期末手当の支給割合を下げるものであります。会計年度任用職員は、正規職員と共に、町民の命と暮らしを守るため全力で業務に精励しています。期末手当支給割合引下げは、職員の努力と奮闘に背を向けるものではないでしょうか。モチベーションを下げるものであります。  会計年度任用職員制度は、地方公務員法及び地方自治法が改正され、2020年4月から始まりました。この制度は、正規職員を原則とする地方公務員法に1年任用の会計年度任用職員という新たな仕組みを導入し、臨時非常勤の大部分を移し、会計年度任用職員に期末手当を支給するなど勤務条件の前進面もありますが、会計年度任用職員はいつまでも非正規雇用、生活できる賃金が保障されていないなど、様々な課題、問題点がございます。国会の附帯決議でも、また総務省からも、公務運営の原則は任期の定めのない常勤職員を中心とするべきと繰り返し指摘されています。正規職員が削減される中で、臨時、嘱託職員が担っている業務に、従来は正規職員が行っていた業務もあります。本格的、恒常的業務を担っている非正規職員も存在しているのであります。とりわけ各種相談業務等に従事する職員は、専門的な知識や関係者との協議など、実務経験の積み重ねによってより高い住民サービスを提供しています。民間では有期雇用で5年を超えて働く労働者に無期雇用への転換を申し込む権利がありますが、公務に働く臨時非常勤職員には労働契約法は適用されず、自治体の判断一つで不安定な状態に置かれています。会計年度任用職員制度も、再度の任用は可能としているだけで、継続雇用の保障はなされておらず、不安定な状況は何ら変わりません。本来、継続的な仕事は常勤職員でカバーすることが原則で、国も常勤化などの検討が必要としています。国の地方財政措置、地方交付税交付金を増額させ、奥出雲……。 ○議長(藤原 充博君) 川西議員、簡略してください。簡単にしてください。 ○議員(11番 川西 明徳君) はい。  奥出雲職員には、最下位ではなく、せめて県内の中位程度の報酬、費用弁償をすべきであります。そして、自治体職員の総定員数を見直し、常勤化をするべきであります。よって、私は本条例案に賛同できません。  以上、反対討論といたします。 ○議長(藤原 充博君) ほかに討論はありませんか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようですので、議案第12号について討論を終わります。  次に、議案第15号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第15号について討論を終わります。  次に、請願第1号について討論を行います。  討論がございましたら、請願に反対の方から発言を許します。討論はございますか。  9番、内田雅人議員。 ○議員(9番 内田 雅人君) 請願第1号、私はこの請願第1号に反対をいたします。  これは、現行の再審規定には多くの課題や問題点があるとして、国に対して再審法改正に向けた審議促進を求める意見書の提出を奥出雲町議会に求めるものです。冤罪の一刻も早い救済のために3点の改正を求める内容で、1、再審のための全ての証拠を開示すること、2、再審開始決定に対する検察の不服申立てを禁止すること、3、再審における手続を整備することとなっております。  冤罪はもちろんあってはならないことで、この請願の趣旨を理解いたしますが、一方で犯罪被害者のことも忘れてはならないと思います。両方の立場で考えたときに、1の再審のための全ての証拠を開示することと、3の再審における手続を整備することは必要なことと考えますが、2に上げられております、再審開始決定に対する検察の不服申立てを禁止すること、これを奥出雲町議会が求めることは、非常に専門的な内容に関わってきますので慎重に判断すべきだと思います。冤罪救済は必要だと思いますが、まずはこの1と3を求める発議を出されることを検討されたらどうでしょうか。今のこの請願には賛成できません。  以上で反対討論を終わります。 ○議長(藤原 充博君) 次に、請願に賛成の方の発言を許します。  11番、川西議員。 ○議員(11番 川西 明徳君) 川西明徳でございます。再審法改正に向けた審議促進を求める意見書の提出に関する請願に賛成の立場で討論いたします。  皆さん御存じのように、現行刑事訴訟法の再審規定には、多くの課題、問題点があります。罪を犯していない人が、誤った捜査、裁判によって自由を奪われています。どうか一刻も早く救済しなければならないと考えます。ぜひとも請願を出していただきますことに賛成する立場で討論を終わります。 ○議長(藤原 充博君) ほかに討論はありませんか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、請願第1号について討論を終わります。  次に、陳情第1号について討論を行います。  討論がございましたら、陳情に反対の方から発言を許します。討論はございますか。  2番、北村議員。 ○議員(2番 北村 千寿君) 陳情第1号、「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書について、反対の立場から討論いたします。  この中には3つ政府に求めておりまして、1つは、政府は労働者の生活を支えるため最低賃金1,500円以上を目指すこと。2つ目は、政府は最低賃金法を全国一律最低賃金制度に改正すること。3つ目が、政府は最低賃金の引上げができ、経営が継続できるように中小企業への支援策を最大限拡充し、国民の生命と暮らしを守ることとあります。  現内閣は、成長と分配の好循環により所得向上を目指しております。そうした中で、1番目の最低賃金1,500円以上を目指すということは、これについては大いに賛成をしたいというふうに思っております。そして、3番目にあります、その労働者を支えるその経営支援というのも、これも必要なことだというふうに思っております。  私が反対するのは、2つ目の政府は最低賃金法を全国一律最低賃金に改正することというところで、反対したいと思います。反対の理由は、現在の最低賃金法というのは、中央最低賃金審議会というのがありまして、そこでおおよその目安、引上げ幅をそれぞれに示し、そして各都道府県にあります地方最低賃金審議会のほうで審議されることになっております。その際に、審議されるに当たって生計費、いわゆる生活費が考慮されることになっております。地方と都会の大きな違いというのは、土地の値段は、もうこれは大きな差があります。土地の値段は物に転嫁され、そして最終的には物価に反映されます。地方と都会は物すごい物価の格差というのは大きいものがあります。そうした中で、全国一律に最低賃金というのを決めるのは、非常に実情に合っておりません。現在の最低賃金法というのは実情に合った法律だというふうに思っておりまして、その法律を改正するようなことを政府に進言すべきではないというふうに思っております。よって、この陳情については、私は反対をいたします。  以上で反対討論といたします。 ○議長(藤原 充博君) 次に、陳情に賛成の方の発言を許します。  11番、川西議員。 ○議員(11番 川西 明徳君) 川西明徳でございます。「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書に賛成する立場で討論に参加いたします。  コロナ禍で大変な生活を国民は強いられております。最低賃金については、労働基準法では、労働者が人たるに値する生活を営むために必要を満たすべきもの、そして最低賃金法は、労働者の健康で文化的な生活を営むことができるようにするというふうに定めてございます。  翻って今は、私たちの生活はいかがでしょうか。どうしても私たちの生活を向上させるためにも最低賃金の改善が必要と考えます。  以上で賛成の討論といたします。 ○議長(藤原 充博君) ほかに討論はありませんか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、陳情第1号について討論を終わります。  それでは、ここでしばらく休憩といたします。11時5分開催といたします。            午前10時56分休憩   ───────────────────────────────            午前11時05分再開 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。  これより採決を行います。
     初めに、日程第1、議案第5号、行政手続における押印等見直しに伴う関係条例の整備に関する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第5号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第2、議案第6号、奥出雲町防災士連絡協議会条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第6号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第3、議案第7号、奥出雲町土砂災害被災者支援事業基金条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第7号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第4、議案第8号、奥出雲町ケーブルテレビ施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第8号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第5、議案第9号、奥出雲町職員の育児休業に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第9号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第6、議案第10号、奥出雲町特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(藤原 充博君) 起立多数と認めます。よって、議案第10号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第7、議案第11号、奥出雲町消防団条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第11号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第8、議案第12号、奥出雲町会計年度任用職員の報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(藤原 充博君) 起立多数と認めます。(発言する者あり)何、起立多数じゃなかったの、起立は。(「多数でした」と呼ぶ者あり)いや、見たときは……(「私、失言しました」と呼ぶ者あり)それでも大丈夫。そうすると違うの。じゃあ、再度やりましょうか。  それではもう一度。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(藤原 充博君) 起立多数と認めます。よって、議案第12号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第9、議案第15号、公の施設の指定管理者の指定について(奥出雲町仁多米交流館)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第15号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第10、請願第1号、「再審法改正(刑事訴訟法の一部改正)に向けた審議促進を求める意見書」の提出に関する請願を採決いたします。  請願に対する委員長報告は、採択であります。  したがって、原案について採決をいたします。  請願第1号は、原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(藤原 充博君) 起立少数と認めます。よって、請願第1号は、不採択とされました。  次に、日程第11、陳情第1号、「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書を採決いたします。  陳情に対する委員長報告は、採択であります。  委員長報告のとおりに決することに賛成の方は起立を願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(藤原 充博君) 起立多数と認めます。よって、陳情第1号は、委員長報告のとおり採択されました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第12 議案第13号 及び 日程第13 議案第14号 ○議長(藤原 充博君) 続きまして、日程第12、議案第13号、雲南市・飯南町事務組合と奥出雲町による可燃ごみの処理施設に係る調査及び研究に関する事務の事務委託の変更について、日程第13、議案第14号、公の施設の指定管理者の指定について(町立馬木診療所)、以上の2議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  本案につきましては、去る3月7日の本会議におきまして、教育福祉常任委員会へ付託をしております。その審査結果につき、会議規則第77条の規定により、委員長から報告を求めます。  11番、川西明徳教育福祉常任委員会委員長。 ○教育福祉常任委員会委員長(川西 明徳君) 教育福祉常任委員会委員長報告。  奥出雲町議会議長、藤原充博様。教育福祉常任委員会委員長、川西明徳。  令和4年奥出雲町議会3月定例会3月7日の本会議において、当委員会に付託されました下記議案について、会議規則第77条の規定により報告いたします。  記。常任委員会開催日、令和4年3月10日木曜日。出席委員、6名。説明出席者、教育長、健康福祉課長、水道課長、結婚・子育て応援課長、病院事務長、福祉事務所長、町民課長、教育魅力課長補佐。  審査案件及び審査概要と審査結果。令和4年3月定例会教育福祉常任委員会議案付託表。  議案第13号、雲南市・飯南町事務組合と奥出雲町による可燃ごみの処理施設に係る調査及び研究に関する事務の事務委託の変更について。審査概要、プラスチック資源循環促進法は、プラスチック製品の設計、製造から最終的な廃棄物の処理に至るまでの、ライフサイクル全体を通じたプラスチック資源循環の促進を図ることが目的。プラスチック資源の循環は、3R、リデュース、ごみの発生を減らすこと、リユース、繰り返し使うこと、リサイクル、資源として再利用することの3つのリニューアブル、再生可能な資源に変えるというのが加わり、環境を守るためにごみを限りなく減らそうという考え。これは、製品を購入、利用する際に再生可能なものを使うといった意味で、一度きりの消費で終わらず、再生可能な製品を選択することで環境保護活動に貢献しようというもの。資源を循環する役割を担うため、雲南市、飯南町、奥出雲町の1市2町の中で可燃ごみについての広域化の調査検討を行う。自治体には、一般廃棄物、家庭ごみの燃えるごみ、資源ごみ、不燃ごみの処理責務がある。雲南圏域内でも処理方法が違うが、一般廃棄物全体として令和4年度以降については広域化の調査検討を進めていきたい。当面は、奥出雲町のごみ分別辞典を作り、広域での検討調査の状況も踏まえながら、町民の皆さんに分別の協力をお願いしていく。  審査結果、全会一致、原案可決。  議案第14号、公の施設の指定管理者の指定について(町立馬木診療所)。審査概要、町立馬木診療所を指定管理者に管理させるため。診療所の受診は延べ人数で毎年500名程度。毎週火曜日、金曜日の午後2時から3時45分までの間。予約制診療。引き続き行政としても診療所を維持できるようお願いをしてまいりたい。  審査結果、全会一致、原案可決。  以上、教育福祉常任委員会の議案審査の報告を終わります。 ○議長(藤原 充博君) 以上で委員長報告を終わります。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  初めに、議案第13号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第14号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、委員長報告に対する質疑を終わります。  これより討論を行います。  議案第13号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第13号について討論を終わります。  次に、議案第14号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第14号について討論を終わります。  これより採決を行います。  日程第12、議案第13号、雲南市・飯南町事務組合と奥出雲町による可燃ごみの処理施設に係る調査及び研究に関する事務の事務委託の変更についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第13号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第13、議案第14号、公の施設の指定管理者の指定について(町立馬木診療所)を採決いたします。
     本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第14号は、委員長報告のとおり可決されました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第14 議案第25号 から 日程第26 議案第37号 ○議長(藤原 充博君) 続きまして、日程第14、議案第25号、令和4年度奥出雲町一般会計予算提出について、日程第15、議案第26号、令和4年度奥出雲町国民健康保険事業特別会計予算提出について、日程第16、議案第27号、令和4年度奥出雲町後期高齢者医療保険事業特別会計予算提出について、日程第17、議案第28号、令和4年度奥出雲町介護老人保健施設事業特別会計予算提出について、日程第18、議案第29号、令和4年度奥出雲町介護サービス事業特別会計予算提出について、日程第19、議案第30号、令和4年度奥出雲町公共下水道事業特別会計予算提出について、日程第20、議案第31号、令和4年度奥出雲町農業集落排水事業特別会計予算提出について、日程第21、議案第32号、令和4年度奥出雲町合併処理浄化槽事業特別会計予算提出について、日程第22、議案第33号、令和4年度奥出雲町国営農地開発事業特別会計予算提出について、日程第23、議案第34号、令和4年度奥出雲町仁多発電事業特別会計予算提出について、日程第24、議案第35号、令和4年度奥出雲町農業用小水力発電事業特別会計予算提出について、日程第25、議案第36号、令和4年度奥出雲町奥出雲病院事業特別会計予算提出について、日程第26、議案第37号、令和4年度奥出雲町水道事業会計予算提出について、以上の13議案につきましては、会議規則37条の規定により、一括して議題といたします。  本案につきましては、去る3月7日の本会議におきまして、予算決算特別委員会へ付託をいたしております。その審査結果につき、会議規則第77条の規定により、委員長から報告を求めます。  8番、景山利則予算決算特別委員会委員長。 ○予算決算特別委員会委員長(景山 利則君) 予算決算特別委員会委員長報告をいたします。報告書を朗読をさせていただきます。  令和4年3月25日。令和4年奥出雲町議会3月定例会、予算決算特別委員会委員長報告。奥出雲町議会議長、藤原充博様。予算決算特別委員会委員長、景山利則。  令和4年奥出雲町議会3月定例会、3月7日の本会議において、予算決算特別委員会に付託されました下記議案の審議経過及び審査の結果について、会議規則第77条の規定により報告いたします。  記。開催日、令和4年3月8日火曜日、18日金曜日。審査付託議案、13議案。議案第25号、令和4年度奥出雲町一般会計予算提出について、議案第26号、令和4年度奥出雲町国民健康保険事業特別会計予算提出について、議案第27号、令和4年度奥出雲町後期高齢者医療保険事業特別会計予算提出について、議案第28号、令和4年度奥出雲町介護老人保健施設事業特別会計予算提出について、議案第29号、令和4年度奥出雲町介護サービス事業特別会計予算提出について、議案第30号、令和4年度奥出雲町公共下水道事業特別会計予算提出について、議案第31号、令和4年度奥出雲町農業集落排水事業特別会計予算提出について、議案第32号、令和4年度奥出雲町合併処理浄化槽事業特別会計予算提出について、議案第33号、令和4年度奥出雲町国営農地開発事業特別会計予算提出について、議案第34号、令和4年度奥出雲町仁多発電事業特別会計予算提出について、議案第35号、令和4年度奥出雲町農業用小水力発電事業特別会計予算提出について、議案第36号、令和4年度奥出雲町奥出雲病院事業特別会計予算提出について、議案第37号、令和4年度奥出雲町水道事業会計予算提出について。  出席委員数、3月8日、13人、3月18日、13人。  1、審議経過について。当委員会では、去る3月8日に執行部全課かい長出席の下、令和4年度一般会計予算及び10事業特別会計予算と2つの公営企業会計予算について全体質疑を行い、その後、各小委員会へ審査を付託しました。3月18日に再度委員会を開催し、各小委員会委員長より一般会計の分割審査並びに特別会計の結果報告を受けた後、全体での審議を行い、予算決算特別委員会として13議案について採決を行いました。  2、審査の内容、概要であります。議案第25号、令和4年度奥出雲町一般会計予算提出について。  1、概要について。令和4年度一般会計予算は、長期化する新型コロナウイルス感染症による影響への対策、令和3年度に発生した豪雨災害の復旧事業、地域活性化対策、定住対策、結婚・子育て支援、福祉の充実、地域医療の確保、健康の増進、雇用対策、産業の振興、社会基盤・生活基盤の整備、防災対策、教育の充実、地域スポーツの振興など、第2次奥出雲町総合計画及び第2期奥出雲町まち・ひと・しごと創生総合戦略の目標、理念に基づく施策を推進するための事業に対し、重点的に予算配分が行われています。この結果、令和4年度当初予算の総額は143億7,000万円で、前年度に対し8億1,000万円、率にして6%の増額となっています。また、令和3年度予算のうち、道路新設改良事業など22事業、総額で13億2,900万円は翌年度に繰り越すこととなっており、当初予算と一体となった切れ目のない予算となっています。  2、全体質疑について。3月8日の全体質疑では、一般会計予算に関する説明書の歳入は一括して、歳出は款別に質疑を行いました。各委員からは、予算資料、当初予算の概要、主要事業・施策一覧記載の事業内容や予算説明書の歳入歳出科目の内訳等について活発な質疑が行われました。  歳入では次の質疑がありました。町税では、法人町民税6,862万1,000円の納税義務者数と額について。入湯税1,853万4,000円の考え方と額について。  歳出では次の質疑がありました。  議会費では、特に質疑はありませんでした。  総務費では、小さな拠点づくり推進事業2,056万3,000円の財源内訳、地方公会計財務諸表作成業務390万円の委託内容、財産管理費の工事費1億383万2,000円の内容、地域情報化施設整備事業2億7,926万5,000円の内容、きらり輝く地域づくり事業588万2,000円の内容と周知方法、生活実現支援事業130万円の内容、人事評価研修業務委託料247万6,000円の実施に当たっての考え方、関係人口創出プロジェクト事業387万1,000円の内容、佐白地区交流拠点施設管理運営費1,301万1,000円の指定管理料の算出根拠、農村交流施設等指定管理料2,290万円の玉峰山荘、パスカル指定管理料の内訳、固定資産税評価替え標準宅地鑑定業務742万5,000円の内容等について。  民生費では、結婚新生活支援事業300万円の内容、生活困窮者自立支援事業1,276万1,000円の支援の考え方、高齢者生活・交通サポート事業841万9,000円の対象となる世帯数、地域包括ケア推進事業1,961万9,000円の内容、児童生徒医療費助成事業2,479万8,000円の経過と意見、ファミリーサポート事業150万4,000円の開始時期等について。  衛生費では、新エネルギー設備導入促進事業167万5,000円の助成額が前年度より下がった理由、可燃物処理センター施設改修事業3,463万7,000円の内容、クリーンセンター備品整備事業552万8,000円の整備内容、不燃ごみ処理施設整備基本構想事業811万3,000円の広域処理の範囲と調査検討内容、妊産婦健康診査交通費助成事業180万円の予算措置の根拠、新型コロナウイルスワクチン接種事業2,981万5,000円の財源内訳と3回目接種の接種状況等について。  労働費では、特に質疑はありませんでした。  農林水産業費では、有害鳥獣捕獲対策事業2,056万9,000円が前年度より減額となった理由、農業振興費修繕料991万2,000円の修繕施設と内容、国営農地保有合理化事業貸付金1億3,588万2,000円の実態、農村交流促進事業費修繕料2,095万8,000円の施設ごとの修繕内容、農業遺産推進協議会補助金450万円の認定に向けた進捗状況、畜産業費補助金2,125万円の内訳、農業水路等長寿命化・防災減債事業2,701万円の川東水路の整備内容、特用林産施設管理費1億631万4,000円の内容、森林環境譲与税関連事業5,041万4,000円の財源確認、特用林産生産支援事業6,106万1,000円の将来展望、きのこコンサルティング業務委託660万円の委託内容と費用対効果等について。  商工費では、プレミアム付商品券発行事業4,021万円の発行時期、食たび応援券発行事業4,670万円の発行時期とプレミアム率、たたらと刀剣館管理費779万5,000円の入館者数の動向等について。  土木費では、道路管理費の業務委託料4,176万8,000円の委託内容と機械器具費4,000万1,000円の購入台数、河川浄化対策事業1,700万2,000円の年間しゅんせつ工事見込み等について。  消防費では、特に質疑はありませんでした。  教育費では、不登校対策事業558万8,000円の内容、発達検査・発達相談356万4,000円の臨床心理士常駐か否かの確認、校区別協議会90万円のタウンミーティング開催時期、学習用情報端末運用経費(小学校分)772万9,000円の内容、馬木小学校校舎屋根改修事業6,065万9,000円の改修内容、小学校屋内運動場照明設備改修事業5,315万2,000円の改修内容と財源確認、義務教育教材備品・図書整備事業546万7,000円の学習机を広くする必要性、学習用情報端末家庭利用促進備品購入(小学校分)400万円の端末導入に至った経緯、地域学習拠点施設運営費906万9,000円の運営内容、社会教育総務費補助金847万2,000円の交付先確認等について。  災害復旧費、公債費、諸支出金、予備費では、特に質疑はありませんでした。  給与費明細書では、職員数の確認について。  債務負担行為調書では、期間、金額等の確認について。  地方債調書、歳入歳出予算の総計表及び純計表では、特に質疑はありませんでした。  3、小委員会報告について。3月18日に招集した予算決算特別委員会では、各小委員会委員長より審査報告がありました。  総務経済小委員会からは、歳入については特に質疑はなかったこと。  歳出については、総務費では、横田庁舎空調設備改修事業1億円の内容は、全館の冷暖房方式から個別のエアコン方針への更新等で、工事期間は2年間を要すること、コミュニティー助成事業470万円の採択状況は、年4件から5件の申込みがあり、2件程度が採択になっていること、専修学校等奨学金事業2,057万1,000円は、リハビリ学院やデザイン学校で成績優秀な学生に15万円以下で交付するものであること、木次線利活用推進協議会負担金334万3,000円は、新規の木次線を活用したツアー造成販売を県内旅行業者に委託する額の本町負担分であること、地域生活交通再構築実証事業371万8,000円は、学校再編等を見越した再構築で令和5年度策定に向けてのものであること、地域情報化施設整備事業2億7,926万5,000円は、ケーブルテレビ設備の経年による業者サポート終了等による諸機器更新で最終年であること、生活実現支援事業130万円は、首都圏域からの移住者受入れに対する補助金であること、住宅整備支援事業1,500万円は、令和3年度の改築等の実績は15件で、4年度は20件見込んでいること、タウンミーティング開催費83万2,000円は、教育版タウンミーティングとの兼ね合いで開催時期を検討していくこと、特定地域づくり事業515万8,000円は、令和3年5月から派遣事業を開始し1名を採用、令和4年度は2名の採用を予定していること、尾原ダム・水の縁推進事業702万円は、関連施設のサイクリング広場等の開放や有効活用についての意見、佐白地区交流拠点施設管理運営費1,301万1,000円は、指定管理料と施設維持管理料について内容を確認したこと、固定資産税評価替え標準宅地鑑定業務742万5,000円は、町内135地点の標準地について3年に一度鑑定実施するものであること等を確認したこと。  農林水産業費では、有害鳥獣捕獲対策事業2,056万9,000円は、新たな認識の下で1市2町が統一的な取組に向け、話合いを進めていること、仁多米振興協議会補助金380万円は、有機農法実証圃場の実現についての要望、担い手経営支援事業260万8,000円は、機械整備導入及び新規就農者用経営開始資金の具体的な内容の確認、有機エゴマ作付奨励事業168万円は、開発農地等の新規作付増に対する助成であること、全国和牛能力共進会出品対策事業1,144万円は、全共出場対策費であり、現状報告及び出品者に対する助成内容と支援体制の確認、堆肥ストックヤード整備事業8,451万円は、令和5年産米の生産に間に合うよう整備を進めることについての要望、農業水路等長寿命化・防災減債事業2,701万円は、川東水路の整備に係る機器の設置場所や管理について確認、大仁農道改修事業940万円は、工事場所と延長について確認、大仁農道農村地域防災減債事業負担金520万円は、4年度で調査、5年度から6年度にかけて改修工事を実施していく県営農道防災対策事業に係る負担金であること、林道小峠線ののり面改修事業860万円は、区間延長51メートルを令和4年度で調査し、令和5年度での工事実施であること、特用林産生産支援事業6,106万1,000円は、シイタケの原材料となるナラ、クヌギ等の計画的な確保や生産に対する議論が必要であること、きのこコンサルティング業務委託660万円は、委託先について確認したこと。  商工費では、奥出雲町事業復活支援給付金1,200万円は、国の給付金支給の該当にならない事業所35件が対象になっていること、小規模事業者事業継続支援事業140万円は、経営の継承で設備投資や経営相談などの事業費で、飲食店以外でも対象となること等を確認したこと。  土木費では、交通安全施設整備事業300万円は、学校や自治会からの要望が多いカーブミラーなどの予算増額の要望、道路ストック改修事業(交付金)4,051万円は、事業内容、財源内訳、改修場所の確認、道路除雪委託料2,500万円は、途中支払い方法の確認、除雪機械施設整備事業4,000万1,000円は、除雪車へのGPSやドライブレコーダー設置の状況等を確認したこと。  消防費では、耐震性貯水槽設置事業2,541万7,000円は、2基の設置場所を確認したこと、防災行政デジタル無線整備事業2億5,550万9,000円は、屋外スピーカーの増設と戸別受信機の全戸配布を行うものであること、防災士養成事業39万4,000円は、町内在住の有資格者は38名で、そのうち令和2年度からの町助成による取得者は16名、令和4年度は23名の取得を予定していること等を確認したこと。  災害復旧費では、農業用施設災害復旧事業9,295万円と農地災害復旧事業4,100万円は、令和3年度被災の農業用施設と農地の復旧工事で145か所の補助対象があり、82%は発注済み、残り18%を4年度で発注予定であること、公共土木施設災害復旧事業3億1,660万3,000円は、令和3年度被災の道路、河川の復旧工事で68か所あり、60か所が発注済み、残り8か所を令和4年度で発注予定であることを確認したことなど、詳細な審議の結果が報告されました。  教育福祉小委員会からは、歳入については特に質疑はなかったこと。  歳出については、民生費では、老人福祉費の委託料1,843万6,000円、補助金1,234万7,000円の内訳について確認したこと、高齢者生活・交通サポート事業841万9,000円は、70歳以上の高齢者や運転免許返納者への交通助成だが、電動シニアカー等の活用についての確認、介護福祉人材確保・定着促進事業50万円は、UIターンされた方が介護事業所に就職した場合に奨励金を交付する事業であること、外出支援サービス事業307万2,000円の支援内容は、外出することが困難な高齢者や重度の身体障害者等に対する外出支援であること、母子生活支援施設入所措置費210万円は、児童扶養手当61名に支給、額は事情によって違い、6万円から1万円の幅があること等を確認したこと。  衛生費では、自死対策緊急強化事業53万3,000円の内容は、地域の実情に応じた総合的な自死対策の推進であること、じんかい処理業務委託料4,009万5,000円は、ごみ収集車3台の委託料、手選別の作業委託料等であることを確認したこと。  土木費では、普通住宅管理費の修繕料1,400万円は、公社住宅の通常の修繕費用であること、負担金1,693万6,000円は、公社住宅の家賃補助負担金と空き家負担金であること等を確認したこと。  教育費では、小学校屋内運動場照明設備改修事業5,315万2,000円は、照明がLED化できていない小学校については全てこの事業で実施するが、未耐震校については補助対象外となり、一般財源で対応することになること、また、小学校再編があったとしても、耐震改修の費用に係る補助金については返還不要であること、学校保健特別対策事業(小学校分)95万円、同(中学校分)44万円は、感染症対策のための消毒液等の衛生用品や抗体検査キットであること、また、生理用品の設置については、小学校、中学校いずれも保健室に準備がしてあり、費用は学校の消耗品で対応していること、学習用情報端末家庭利用促進備品購入(小学校分)400万円、同(中学校分)220万円は、学校の臨時休業等に対応する予備のアダプター整備であること、学習用端末利用促進事業10万5,000円は、通常は携帯の電波利用だが、電波状態が悪いときは情報協会のインターネット加入になるため加入負担金を補助し、家庭での学習環境の整備を図るものであること、学校プール管理費529万7,000円は、高尾小、鳥上小、八川小、馬木小、横田中以外の学校が対象で、消耗品、水道光熱料、消毒剤の購入費用等であること、地域指導者配置事業44万円は、有償ボランティアで指導の補助をしていただく事業で、令和4年度も継続していくこと、給食センター運営費補助金8,925万8,000円の地元食材の利用状況は、仁多米購入補助に地方債で100万円を充当し、利用状況については年2回、県に報告していること等を確認したことなど、詳細な審議の結果が報告されました。  4、総括。令和4年度一般会計当初予算143億7,000万円の歳入予算の構成比は、自主財源が32億9,100万円の23.0%で、内訳は、町税が11億2,900万円の7.9%、使用料及び手数料が3億7,500万円の2.6%、繰入金が7億4,600万円の5.2%、諸収入等が10億4,100万円の7.3%となっています。依存財源は110億7,900万円の77.0%で、内訳は、町債が16億円の11.1%、地方交付税が62億4,100万円の43.4%、国・県支出金等が32億3,800万円の22.5%となっています。  歳出予算性質別構成比では、投資的経費が24億3,000万円の16.9%で、内訳は、普通建設事業費が19億7,700万円の13.8%、災害復旧事業費が4億5,300万円の3.1%となっています。義務的経費は49億4,200万円の34.4%で、内訳は、公債費が21億1,900万円の14.8%、扶助費等が28億2,300万円の19.6%となっています。消費的経費等は69億9,800万円の48.7%で、内訳は、補助費等が32億2,400万円の22.4%、物件費が14億8,700万円の10.4%、維持補修費等が22億8,700万円の15.9%となっています。  令和4年度一般会計予算は、第2次総合計画の推進と新型コロナウイルス感染症への対応、特に感染拡大の防止、町民生活の支援、地域経済の回復、医療体制の維持を念頭に置きながら、町民要望の多い道路、情報通信インフラの整備、また、近年多発する自然災害へ対応するための防災行政無線の改善、改修整備等に配慮した予算となっています。  また、予算編成に当たっては、国や県の補助金を積極的に活用することで将来的な財政の健全化に配慮した結果、令和4年度当初予算の総額は143億7,000万円となり、令和3年度に比し8億1,000万円、率にして6%の増額となっています。  基金は、財政調整基金を5,000万円、減債基金を1億8,000万円、合計で2億3,000万円を取り崩した結果、令和4年度当初の両基金の合計残高は7億9,600万円となり、引き続き厳しい状況にあります。  また、借入金の負債、負担度を示す3か年平均の実質公債費比率は15.5%を見込み、令和4年度末の臨時財政対策債を除く町債残高は、令和3年度から1億3,100万円減少し、140億3,200万円となる見込みとなっています。  依然として終息が見通せない新型コロナウイルス感染症は、町民生活や地域経済に大きな打撃を与え続けており、本町の財政運営に対しても大きな影響を及ぼしています。このような厳しい財政状況下にあっても、町民サービスの質を低下させず、疲弊した町民生活や地域経済を支援する取組を進めていくことは極めて重要なことであり、本町においては新型コロナウイルスの感染症対策、低迷の続く町内景気の浮揚対策、少子高齢化による人口減少対策、デジタル化の推進対策、老朽化施設の統廃合や改修対策、小学校再編対策、特用林産振興対策、防災・減災対策など山積する諸課題について、国や県の動向を的確に捉えながら迅速かつ積極的、戦略的に事業を展開していくとともに、将来にわたって持続可能な財政運営の確立を図っていくことが求められます。  3、審査結果について。以上、令和4年度一般会計予算について採決の結果、賛成多数で原案可決となりました。  次に、特別会計予算10議案及び公営企業会計予算2議案について報告をいたします。  審査内容、概要であります。  議案第26号、令和4年度奥出雲町国民健康保険事業特別会計予算提出について。全体質疑では、被保険者1人当たりの特別減税額が昨年度の1万5,000円から1万円に下がった理由について、また、特定健診受診者に商品券を配ることを今年度も継続していくことについて確認されました。令和4年度の歳入歳出予算は14億1,043万円で、対前年度比5,390万円の減額となっています。教育福祉予算決算小委員会委員長から、1人当たりの医療費の推移と特定健診の受診率について確認した小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。  議案第27号、令和4年度奥出雲町後期高齢者医療保険事業特別会計予算提出について。令和4年度の歳入歳出予算は4億1,882万円で、対前年度比708万円の減額となっています。教育福祉予算決算小委員会委員長から小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。  議案第28号、令和4年度奥出雲町介護老人保健施設事業特別会計予算提出について。全体質疑では、一般会計からの繰入金が年度によって差があることについて、また、短期入所と空きベッドの関連について確認されました。令和4年度の歳入歳出予算は3億6,215万円で、対前年度比659万円の減額となっています。教育福祉予算決算小委員会委員長から、施設の建て替え計画について確認した小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。  議案第29号、令和4年度奥出雲町介護サービス事業特別会計予算提出について。令和4年度の歳入歳出予算は3億5,578万円で、対前年度比2,468万円の減額となっています。教育福祉予算決算小委員会委員長から小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。  議案第30号、令和4年度奥出雲町公共下水道事業特別会計予算提出について。令和4年度の歳入歳出予算は3億3,330万円で、対前年度比2,470万円の増額となっています。教育福祉予算決算小委員会委員長から小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。  議案第31号、令和4年度奥出雲町農業集落排水事業特別会計予算提出について。令和4年度の歳入歳出予算は5億9,990万円で、対前年度比2,490万円の増額となっています。教育福祉予算決算小委員会委員長から小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。  議案第32号、令和4年度奥出雲町合併処理浄化槽事業特別会計予算提出について。令和4年度の歳入歳出予算は1億3,980万円で、対前年度比2,220万円の減額となっています。教育福祉予算決算小委員会委員長から小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。  議案第33号、令和4年度奥出雲町国営農地開発事業特別会計予算提出について。令和4年度の歳入歳出予算は400万円で、対前年度比ゼロ円で、前年度と同額となっています。総務経済予算決算小委員会委員長から小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。  議案第34号、令和4年度奥出雲町仁多発電事業特別会計予算提出について。令和4年度の歳入歳出予算は1億164万円で、対前年度比193万円の増額となっています。総務経済予算決算小委員会委員長から小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。  議案第35号、令和4年度奥出雲町農業用小水力発電事業特別会計予算提出について。令和4年度の歳入歳出予算は2,242万円で、対前年度比20万円の減額となっています。総務経済予算決算小委員会委員長から小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。  議案第36号、令和4年度奥出雲町奥出雲病院事業特別会計予算提出について。全体質疑では、給与費明細書における職員数の減について確認されました。令和4年度の収益的収支予算は、病院事業、介護医療院事業、訪問看護事業全体での収益は23億2,039万円、費用は22億3,745万円で、純利益見込額が8,294万円となっています。教育福祉予算決算小委員会委員長から小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。  議案第37号、令和4年度奥出雲町水道事業会計予算提出について。令和4年度の収益的収支予算は、水道事業収益が6億8,600万円、水道事業費用が6億6,200万円で、純利益見込額が2,400万円となっています。教育福祉予算決算小委員会委員長から小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。  5、審査結果について。  以上、特別会計予算10議案及び公営企業会計予算2議案について、議案第26号は賛成多数で原案可決。議案第27号、議案第28号、議案第29号、議案第30号、議案第31号、議案第32号、議案第33号、議案第34号、議案第35号、議案第36号、議案第37号については、いずれも全会一致で原案可決としました。  以上、今期予算決算特別委員会に付託されました13議案の審査概要と審査結果を述べ、報告といたします。 ○議長(藤原 充博君) 以上で委員長報告を終わります。  ここでしばらく休憩といたします。13時10分に再開いたします。             午後0時06分休憩   ───────────────────────────────             午後1時08分再開 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。  それでは、予算決算特別委員会の委員長報告に対する質疑を行います。  初めに、議案第25号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) それでは、次に、議案第26号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第27号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第28号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第29号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第30号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第31号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第32号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第33号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第34号について質疑を行います。質疑はございますか。
                  〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第35号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第36号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第37号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、委員長報告に対する質疑を終わります。  これより討論を行います。  初めに、議案第25号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。  6番、田食議員。 ○議員(6番 田食 道弘君) 6番、日本共産党の田食道弘です。議案第25号、令和4年度奥出雲町一般会計予算について、反対する立場から日本共産党奥出雲町議団を代表して討論を行います。  委員長報告は原案可決であります。今、町民の暮らしの実態はどうでしょうか。格差と貧困が一層拡大しています。一昨年からの新型コロナ感染症の世界的流行に加え、ウクライナ危機でのロシアの経済的封鎖、ウクライナからの物流停滞の影響が重くのしかかり、町民の暮らしと経済の危機はより一層深刻になっています。また、新型コロナウイルス感染症、予期せぬ自然災害、さらには島根原発再稼働に向けた動きによって、命や暮らしが脅かされることへの不安が渦巻いています。奥出雲町政は住民福祉の基幹の役割を発揮し、住民の意思、民意を尊重し、暮らしを守る防波堤の役割を果たすべきであります。  奥出雲町の新年度予算を地方財政の財源として見ると、十分確保されているとは言えません。地方自治体の財政運営にとって重要なのは、自治体が基本的に自由に使うことができる一般財源の総額がどれだけ伸びたかであります。  町税収入の見込みは総額で11億2,900万円を見込み、10年間で最低額です。個人町民税がここ10年間で最低額となる3億5,600万と見込み、法人町民税も本年度の見込みと同額で、ここ10年間で最低額となる6,900万円と見込まれています。いかに奥出雲町の経済が冷え切っているかがよく分かります。奥出雲町の財政運営に影響する新年度の普通交付税は、臨時財政対策債と合わせ、本年度当初予算額57億6,000万円と比べ5,900万円余りの減少となり、3月補正後の予算額61億7,400万円と比べると4億7,300万円余りの減少となり、10年間で最低となる57億100万と見込まれています。本来、地方交付税は、地域による条件のよしあしから来る格差を是正し、国民がどこに住んでいても標準的な行政サービスを受けられることを可能にする制度であります。安倍、菅政権の政策を引き継いだ岸田政権は引き続き行革を全国の地方自治体に押しつけ、学校の校舎や公民館などの公共施設の統廃合、行政サービス縮小などを一層推進しようとしています。その一方では、大企業のもうけにつながる様々な事業をコロナ禍に乗じて地方自治体に押しつけています。  奥出雲町においても例外ではありません。例えば教育施設についてです。政府が計画していたGIGA教育、ICT教育推進がコロナ禍の下でのオンライン授業開始などで必要性が一気に高まったとして、数年後に予定されていた全国の全ての公立小・中学生へのパソコン、タブレット導入を一気に進めました。その結果、文部科学省など指導機関の体制も整わず、小・中学校の教育現場では学習機材としての取扱いに悪戦苦闘し、先生たちから悲鳴が上がっています。また、新年度予算には、全ての小・中学校の体育館、屋内運動場の照明を水銀灯からLED灯に入れ替えするために7,583万円が計上されています。国県の支出金と地方債が財源の大部分です。自主財源が歳入の4分の1に満たない23%の財政では、補助率の高い政府の意向に沿った事業を取り入れざるを得ない根本的な問題があります。  新年度に予定している事業では、不十分ながらも町民の要求を実現させようと取り組む執行部の姿勢を否定するものではありません。しかし、残念ながら、新たに事業化したものがほとんど見当たりません。執行部より提示された説明資料、当初予算の概要、総合戦略関連事業、ここに示された新規事業は2つしかありません。その1つは結婚新生活支援事業で、300万円の予算で国の補助金が半分あります。結婚新生活のスタートアップに係るコストを支援するものであります。数少ない新婚世帯を応援することは、大変重要であります。もう一つは地域商業重点支援事業です。新規事業や販路拡大、IT導入による業務効率化に取り組む企業への支援となっています。コロナ禍で経営難に陥った町内の事業者を励まし、支援することは大賛成であります。しかしながら、予算額はたったの110万円であります。国の補助金はなく、町独自の事業です。希望が多ければ補正予算で対応するということではありますが、あまりにも貧弱な予算です。国の新年度予算では、中小企業対策費が総額で本年度より1.8%減らされています。総額では1,713億円ですが、本年度よりも32億円も減らしています。奥出雲町が新しい事業を展開しようにも、国からの支援は減るばかりで、補助金頼みでは僅かな事業展開しかできません。思い切った地元商工業者への支援のために予算配分が必要です。  コロナ感染は第六波に入って、この1月から町内でも感染が急拡大してきました。医師、看護師などの医療従事者や学校の先生、介護施設の職員などの教育・福祉関係者、県外客が出入りする飲食業、観光関係者などの定期的検査や、無症状の感染者の把握や感染に不安のある方の希望に応じた検査に応じることのできるPCR検査の拡充が必要です。そのための検査機器増設や検査体制の確立、いつでも誰でも無料で検査を受けられるための予算は組まれていません。 ○議長(藤原 充博君) 田食議員、発言は簡単明瞭にしてください。 ○議員(6番 田食 道弘君) はい。  私だけでなく、何人もの議員が提案してきた18歳までの医療費無料化のための予算も計上されていません。昨年4月1日時点では、全国の全市区町村の4割以上が取り組んでいます。隣の鳥取県全域では、7年前から取り組んでいます。これまでの執行部試算では1,000万円程度の予算が必要とのことでありますが、決して大きな額とは言えません。早急に取り入れるべきであります。  3月議会初日に可決し、有線放送などで周知している生活困窮世帯燃料費高騰対策事業についてです。実に町内の3分の1に当たる住民税非課税世帯への助成は、1世帯当たり5,000円です。灯油の単価は昨年と比べ、2月でも約4割も高くなっています。さらにその後も値上がりは止まりません。電気料金も1月から見直しとなり、単価が大きく値上げされました。助成金は果たして妥当なのでしょうか。邑南町では実態調査を行いながら、本町の3倍の1万5,000円を支給しています。  同様に、実態からずれた助成金は、新年度予算にも盛り込まれています。せっかく苦しい生活を支える助成金です。出し惜しみせず、より妥当な金額を予算化するべきであります。いつ終息するのか分からない新型コロナ感染症の流行と景気減速、さらにはウクライナ危機も加わり、原材料価格や調達、食料品や生活用品の価格、光熱費など異常な値上がりが続いています。コロナ禍の下、会食や移動制限、原材料調達の遅れなどにより、中小零細の商工業者の売上げは激減、米価や農産物価格下落、生産資材費高騰によって、家族農業も集落営農、法人経営についても存続の危機に立たされています。地域の商工業も農業も、そして町民の暮らしも大ピンチです。このピンチに真っ向から立ち向かう町政への変革を願うものであります。  以上の立場から一般会計予算案に反対いたします。 ○議長(藤原 充博君) 田食議員、今後もう少し簡単明瞭に反対討論を述べてください。  11番、川西議員。 ○議員(11番 川西 明徳君) 議長、一言、議長の運営について意見を述べさせていただきます。  私たち議員にとって討論は、一般質問と同様に非常に重要な業務であります。したがいまして、議会運営におきましては民主的な運営に徹されることを求めます。 ○議長(藤原 充博君) 分かりました。  会議規則によりますと、発言は全て簡明にするものとすということにもなっております。その辺を配慮しての、ただいま御注意さしあげたわけでございます。御承知ください。  ほかに、じゃあ、それでは、本案に賛成の方の発言を許します。  2番、北村議員。 ○議員(2番 北村 千寿君) 2番、北村千寿です。令和4年度奥出雲町一般会計予算に賛成の立場から討論いたします。簡潔にしたいと思います。  本予算は、町民の皆様の暮らしに直結し、そして、多くの雇用を支えてる予算であります。コロナ禍にあって経済が停滞する中、本予算を速やかに可決し、執行できる環境を整えるのが重要と考えております。  予算の中身についてもコロナ関係予算をはじめ、暮らしと経済に関係したものが多くあります。特に多くの方が望んでおりましたインターネットの大容量通信も含まれております。いち早い執行が望まれております。経済が停滞する中、この予算を否決し執行を遅らせることなど許されることではありません。したがって、私はこの予算に賛成をいたします。以上です。 ○議長(藤原 充博君) ほかに討論はありませんか。ありませんか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、議案第25号について討論を終わります。  次に、議案第26号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。  6番、田食議員。簡単明瞭にお願いします。 ○議員(6番 田食 道弘君) 6番、日本共産党の田食道弘でございます。議案第26号、令和4年度奥出雲町国民健康保険事業特別会計予算について、反対する立場から日本共産党奥出雲町議団を代表して討論を行います。  予算委員長の報告は原案可決であります。国民健康保険は全国どこでも低所得者が多く加入する医療保険でありながら、保険税が高過ぎるという最大の問題があります。国保加入者からは、国保税支払いのために生活を切り詰めている、国保税が払えず保険証を取り上げられたと悲鳴が上がっています。元凶は国の予算削減です。歴代政権は、国民健康保険法改悪で国保の国庫負担を引き下げたのを皮切りに、国保の財政運営に対する国の責任を後退させてきました。もう一つの要因は、加入者の所得減、貧困化であります。かつて国保加入者の多くは自営業者と農林漁業者でありましたが、今では国保世帯主の多くが年金生活者、非正規労働者、無収入者です。本年4月から国の制度として、赤ちゃんから6歳まで未就学児の被保険者一人一人に係る均等割を最大で5割軽減する制度が始まることについては、歓迎するものであります。子供の数が多いほど国保税が引き上がる均等割は、子育て支援に逆行するものです。基本的に廃止すべきであります。高い国保税を引き下げるためにも国庫負担金の増額、町の一般会計からの繰入れ、基金の取崩しは待ったなしの課題であります。奥出雲町の国保加入者は現在1,642世帯、町内の3分の1以上、被保険者は2,498人、人口比で21%です。中でも、65歳から75歳未満、前期高齢者は被保険者の6割を超えています。所得は他の健康保険加入者に比べて低く、経済的な理由などで国保税の減免を受けている世帯は、加入世帯の半分をはるかに超えています。  昨年3月の私の一般質問に対する町長答弁で、基金保有高のガイドラインにはこだわらず、一定の残高までは基金を取り崩し、国保税の負担軽減に引き続き取り組むと明言され、7月の本算定において、今年度限りでありますが、基金を取り崩し、被保険者1人当たり年額で1万5,000円の均等割減額を実行されました。新年度予算では、本年度より5,000円少なめ、被保険者1人当たりで年額1万円の均等割減額で予算計上されています。この財源は基金取崩しではなく、本年度の国保特別会計の剰余金とするとのことであります。本年度末の基金残高は2億3,000万円と見込まれています。1世帯当たりで14万円、被保険者1人当たりでも9万2,000円余りの貯金がたまっています。引下げの財源はまだあります。基金保有残高は必要最小限にとどめることを前提に、もっと基金を取り崩し、少なくとも本年度と同額以上の負担軽減を行うべきです。さらに、子供一人一人、赤ちゃんにまでかかる均等割を減額にとどめず、廃止することを市町村で行えるよう県に強く求め、国民皆保険の原則を堅持のため国庫負担金を再び増額するなど、国の責任をしっかりと強く求めるべきであります。国保加入世帯の暮らしがコロナ禍の中でより一層厳しくなっている今こそ、国保税の負担をさらに軽減し、町民が払える国保税に引き下げ、町民の立場に立ったきめ細かな丁寧な対応を強く要望し、反対討論を終わります。 ○議長(藤原 充博君) ほかに討論はございませんか。  本案に賛成の方の発言を許します。  2番、北村議員。 ○議員(2番 北村 千寿君) 2番、北村千寿です。議案第26号、令和4年度奥出雲町国民健康保険事業特別会計予算に賛成の立場から討論を行います。  今年度、被保険者1人当たりの特別減税額1万5,000円については、昨年6月、今年度の6月議会で提案されたというふうに記憶しております。その際の提案理由は、今年度に限り、この議場で今年度に限り減額するということを提案理由として上げられました。したがって、令和4年度についてはこの減額措置はないものと思っておりましたが、それが1万円の減額措置を取られたということで、これは非常に、6月議会からすると前進だったというふうに思っております。よって、私はこの予算に賛成をいたします。 ○議長(藤原 充博君) ほかに討論はありませんか。ありませんか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、議案第26号について討論を終わります。  次に、議案第27号から議案第37号までの各特別会計予算9議案及び公営企業会計予算2議案について、一括して討論を行います。  改めて、反対討論のある方は議案番号を示されてから御発言ください。討論はございますか。              〔反対討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 次に、賛成討論のある方は議案番号を示されてから御発言ください。              〔賛成討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) ほかに討論がございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第27号から議案第37号について討論を終わります。  続いて、採決を行います。  日程第14、議案第25号、令和4年度奥出雲町一般会計予算提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(藤原 充博君) 起立多数と認めます。よって、議案第25号は、委員長報告のとおり可決されました。  続いて、日程第15、議案第26号、令和4年度奥出雲町国民健康保険事業特別会計予算提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(藤原 充博君) 起立多数と認めます。よって、議案第26号は、委員長報告のとおり可決されました。  続いて、日程第16、議案第27号、令和4年度奥出雲町後期高齢者医療保険事業特別会計予算提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第27号は、委員長報告のとおり可決されました。  続いて、日程第17、議案第28号、令和4年度奥出雲町介護老人保健施設事業特別会計予算提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第28号は、委員長報告のとおり可決されました。  続いて、日程第18、議案第29号、令和4年度奥出雲町介護サービス事業特別会計予算提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第29号は、委員長報告のとおり可決されました。  続いて、日程第19、議案第30号、令和4年度奥出雲町公共下水道事業特別会計予算提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第30号は、委員長報告のとおり可決されました。  続いて、日程第20、議案第31号、令和4年度奥出雲町農業集落排水事業特別会計予算提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第31号は、委員長報告のとおり可決されました。  続いて、日程第21、議案第32号、令和4年度奥出雲町合併処理浄化槽事業特別会計予算提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
                  〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第32号は、委員長報告のとおり可決されました。  続いて、日程第22、議案第33号、令和4年度奥出雲町国営農地開発事業特別会計予算提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第33号は、委員長報告のとおり可決されました。  続いて、日程第23、議案第34号、令和4年度奥出雲町仁多発電事業特別会計予算提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第34号は、委員長報告のとおり可決されました。  続いて、日程第24、議案第35号、令和4年度奥出雲町農業用小水力発電事業特別会計予算提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第35号は、委員長報告のとおり可決されました。  続いて、日程第25、議案第36号、令和4年度奥出雲町奥出雲病院事業特別会計予算提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第36号は、委員長報告のとおり可決されました。  続いて、日程第26、議案第37号、令和4年度奥出雲町水道事業会計予算提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第37号は、委員長報告のとおり可決されました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第27 発委第1号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第27、発委第1号、最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書(案)提出について議題といたします。  要旨の説明を求めます。  10番、石原武志総務経済常任委員会委員長。 ○総務経済常任委員会委員長(石原 武志君)    ───────────────────────────────  発委第1号     最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書(案)     提出について  最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書(案)を会議規則第14条第3項の規定により、別紙のとおり提出する。    令和4年3月25日提出               奥出雲町議会                総務経済常任委員会委員長 石 原 武 志  提案理由   国に対し、当議会から意見書を提出するため。   ───────────────────────────────    最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書(案)  新型コロナウイルス感染症の感染拡大から2年となるが、中小零細企業を中心に大きな打撃を受けている。景気悪化の状況で最も追い込まれているのが、最低賃金近傍で働いている非正規雇用労働者、フリーランスで働く労働者となっている。  また、2021年の地域別最低賃金は、最も高い東京で時給1,041円、最も低い県は820円であり、地域間格差があるがゆえに若い労働者が都市部へ流出し、地方の労働力不足と経済の疲弊につながっている。  こうした状況を打開していくには、GDPの6割を占める国民の消費購買力を引き上げること、地域間格差の是正が不可欠である。労働者の生活と労働力の質を確保し、消費購買力を高め、地域経済と中小企業を支える循環型地域経済を確立することが求められる。  そうした経済を実現するために、地域間格差を是正した最低賃金の引き上げと、国として中小企業が使いやすく充分な支援策を拡充することが、有効な施策であると考えられる。  以上の趣旨により、下記の項目の早期実現を求め、意見書を提出する。                  記  1 政府は、労働者の生活を支えるため、最低賃金1,500円以上をめざすこと。  2 政府は、中小企業への支援策を、最低賃金の引き上げと事業継続ができるように、最大限拡充すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。    令和4年3月25日                        島根県仁多郡奥出雲町議会 (提出先)  内閣総理大臣  厚生労働大臣  中央最低賃金審議会会長   ───────────────────────────────  以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 以上で要旨の説明を終わります。  これより質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  これより討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) ありませんか。では、討論なしと認めます。よって、発委第1号について討論を終わります。  これより採決を行います。  日程第27、発委第1号、最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書(案)提出についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、発委第1号は、原案のとおり可決されました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第28 閉会中の継続審査及び継続調査の申し出について ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第28、閉会中の継続審査及び継続調査の申し出についてを議題といたします。  お諮りをいたします。会議規則第75条の規定により、閉会中の継続審査及び継続調査の申出があっております。申出のとおり、閉会中の継続審査及び継続調査とすることに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査及び継続調査とすることに決しました。   ─────────────・───・───────────── ○議長(藤原 充博君) 以上、本定例会に付議されました議案の審議は全て終了いたしました。  これにて令和4年奥出雲町議会3月定例会を閉会とします。御苦労さまでした。             午後1時44分閉会   ───────────────────────────────...